奥行きのある表情とカラーリング
「セーターのような靴下を」という、何気ないひと言から生まれたチャンキーリブ。ローゲージならではの太番手の編み目がしっかりと立ち上がり、手編みのような豊かな影と柔らかな陰影をつくり出す。
単色ながら奥行きが生まれるのは、ウールをほんのり混ぜたナチュラルな色合いのおかげ。冬のスタイリングにすっと馴染む落ち着きがありながら、ボリュームのある存在感が足元のアクセントにもなる。素朴でクラフト感のある“ふっくらとした表情”は、まさにセーターを思わせる佇まい。派手ではないのに、どこか気分を高めてくれる一足です。
全てにちょうど良いローゲージを目指して
タビオのなかでも最もローゲージとなる60本機を採用。太い編み目が空気を含んで暖かく、それでいて重たさや圧迫感が出ないように絶妙な設計を施しています。さらに、アメリカ規格に多い 5インチ円筒編み機 を使用することで、一般的な靴下より“胴回りをふっくら広く”取り、「締めつけのないゆったり感」×「ローゲージ特有のふっくら感」 を両立。厚みはあるのに軽く、温かいのに蒸れにくい。アウトドアブランドの厚手ウールソックスほどの重厚感はないが、デイリーで長時間履けるちょうどよさ。“厚手すぎても日常では使いづらい”“軽すぎても冬場には物足りない”その間を狙い澄ましたバランスが、このチャンキーリブの魅力。最後に残るのは、「ちょうどいいな」という実感。気負わず履けて、毎日のコーディネートにも自然と馴染む。そんな“等身大”のローゲージソックスを目指してつくられた一足。